京都府民の熱愛グルメ【粕汁】について
酒粕を加えて煮込んだ汁物料理。
近畿、関西地方を中心とする郷土料理で、
寒い季節には食堂などでも提供される季節料理です。
京都は40以上もの酒蔵をもつ国内有数の酒処。
粕汁は室町時代日本一の酒造地であった京都で誕生。お酒の製法とともに関西各地に広まっていったのではないかということです。[ケンミンショー番組より]
粕汁、京阪神全域では定番とのことですが、県外の方は食べたことのない方も多いのでは??
酒粕は、発酵したもろみから日本酒を搾る時に産まれる副産物。
主に日本酒が作られる冬に酒粕が製造されます。
冬には大量の酒粕が出来上がります。
日本酒に甘口、辛口があるように、酒粕にも、甘口、辛口があります。
酒粕、というと苦手な方もみえるかもしれませんが、
粕汁は、出汁に酒粕を溶かして、味噌や醤油などで味を整えます。そして、鮭などの具材を入れ、まろやかな口あたりになり、子どもでも美味しく食べられます。
- 生鮭切り身
- 大根
- にんじん
- こんにゃく
- 刻みねぎ
などの具材を入れるのが定番のようです。
豚肉や、ちくわなどを入れる事もあり、今では鮭ではなく豚肉を入れる事も多いそうです。
京都府民の方は2日目の粕汁にうどんを入れて食べるのがあるあるです。
そもそも、粕汁ってアルコール入っていて、子どもに大丈夫!?
一度沸騰させてアルコールを飛ばしましょう!
酒粕は
- フルーティー
- 酒の風味が強い
- しっとり食感
- まろやか
- 米の甘みが強い
など好みで選んで使用するのがおススメです。
◉酒の搾りかすの栄養を粗末にしない文化
◉食する者の身体を温めるおもてなしの文化
それが現在まで食されているそうです。
佐々木酒造 株式会社
そのシーズンの酒粕が出来上がるのが11月頃。
佐々木酒造さんには、公式オンラインショップもあります。>>佐々木酒造 公式サイト
お取り寄せでお手軽に
まとめ
寒い季節に人気の粕汁は、食べた事のない県外の方もぜひ味わってみてください。