クレイとは?
地下から採れるクレイは、地球の粘土鉱物です。ミネラル成分をたっぷり含んでいます。スキンケアに使用されるクレイは不純物が取り除かれているものになります。
クレイの種類について
代表的なものとして、ホワイトクレイ・ピンククレイ・レッドクレイ・イエロークレイ・グリーンクレイ・ブルークレイなどがあります。
採掘場所によって名前がついていて、成分も色によって様々です。
肌質や肌のお悩みに合わせて使い分けます。
ホワイトクレイ
一般的によく使われる、クレイの代表的な存在。肌への刺激が少ないので、全ての肌質の方に向いています。乾燥肌や敏感肌の方にも安心して使えるクレイです。毛穴汚れに効果あり。
ピンククレイ
ホワイトクレイとレッドクレイをブレンドした肌に刺激の少ない粒子の細かいクレイ。初心者の方や、乾燥肌・普通肌の方にもおススメです。
レッドクレイ
火山層からとれるクレイ。赤みが強く、酸化鉄を豊富に含んでいます。鉄分を多く含む事によって、血流がアップし冷えやむくみにも効果があると言われています。
イエロークレイ
酸化鉄が含まれている為、黄色く変色しています。粒子が荒く高い洗浄力があります。リンを多く含む為、疲労回復や新陳代謝に効果が期待でき、体内の水分に働きかけるので、むくみや、ハリを取り戻してくれます。
グリーンクレイ
カルシウムやマグネシウムを多く含むクレイ。ミネラルを最も多く含み、炎症や老廃物の吸収と排せつに優れているため、オイリー肌・ニキビ肌に向いています。効力は強めです。
ブルークレイ
作用が強めなので、石けんを作る際に使用する事の多いクレイ。少量をホワイトクレイなどに混ぜて使用すると良い。
モンモリロナイト・カオリン・ガスールとは?
それぞれ、クレイの一種になります
クレイパックの効果
クレイパックの効果としてあげられるのは
皮膚の汚れや老廃物をを吸着してくれることです。毛穴の奥の汚れまでしっかりとってくれます。
その為、くすみがなくなりワントーン明るい肌に導いてくれます。
ミネラル成分によって肌の細胞を活性化する効果も期待できるので、ハリや弾力のある肌に。
クレイパックの作り方
材料・用意するもの
今回はこちらの『クレイ』カオリンを使用します。
粒子が細かく、ベビーパウダーやフェイスパウダーに使用されることもありますので肌に優しく初めての方にオススメです。
材料1回分
・精製水 40ml
・精油1滴(ラベンダー、ゼラニウム、フランキンセンスなどお好みで)
・ホホバオイル、又はスイートアーモンドオイル5ml
・クレイ 大さじ1
・容器(クレイを混ぜる為、使い捨て出来る紙コップなどもOK)
・木製のマドラーやガラス棒(混ぜる際に使用します。なければ割り箸でもOK)
〜作り方〜
クレイと精製水を分量通り容器に入れてしばらく置いておきます。
水分が馴染んできたら、ホホバオイル(スイートアーモンドオイルも可)と精油を一滴入れてダマにならないよう優しく練る。
初めての方はまず手の甲などでお試しいただくことをオススメします。ダマもなく、手から垂れていかない肌にしっかり乗る感じがベストです。
実際に肌に乗せて『クレイパック』をしましょう
手に乗せて異常が見られなければ、メイクを落とした洗顔後の肌に使用して下さい。
混ぜ合わせたものを、実際に顔のお肌に乗せていきます。
目や口の周りは避けて、肌が見えないくらいの厚さに塗って下さい。
10分ほどして少し乾いてきたら、ぬるま湯で優しく洗い流します。(カピカピになる前に洗いながして下さいね)
しっとりお肌の完成です。
その後に洗顔する必要はありません。保湿クリームを塗ると潤いが保たれます。
まとめ
『クレイパック』は肌の汚れや余分な皮脂を吸着する働きがあるので、肌を清潔にする効果が期待でき、毛穴の汚れもスッキリします。
パッチテストの為に手の甲に塗ったたけでも、手がワントーン明るくなって驚いた方もみえるのではないでしょうか?
こんなに手軽に取り入れる事ができ、材料も低価格で揃える事が出来ます。とても経済的でもあるんです。
一度使うとやめられない、肌に優しくしっとりするパックをぜひお試しください。
日本園芸協会認定「アロマテラピースペシャリスト資格」取得
〜運営者 Machi〜