多治見市ってどんなところ？
多治見市笠原町は施釉磁器モザイクタイル発祥の地であり、全国一の生産量を誇る町です。
笠原町には『モザイク浪漫館』もあり、タイルの変遷や歴史を感じられる施設もあります。
◉総合タイルメーカー 株式会社加納さんのホームページ
そして1300年の伝統ある美濃焼の歴史や技を受け継ぐ多治見市。
美濃焼の代表は、志野・織部・黄瀬戸・瀬戸黒などがあります。多治見市は焼き物が有名です。
モザイクタイルミュージアムについて
所在地
岐阜県多治見市笠原町2082-5
アクセス
交通機関 バスを利用の場合
多治見駅南口を出て「多治見駅前」２番バスのりばから東鉄バス笠原線『東草口行き』または『羽根行き』に乗車。
モザイクタイルミュージアムで下車します。
車を利用の場合
多治見ICから約25分。
土岐南多治見ICから約15分。
駐車場無料
笠原中央公民館などの合同駐車場です。
笠原中央公民館は、図書館の分館や体育館の入っている施設なので、平日でも割と駐車場の利用が多いようです。広さは十分にあります。
入場料・開館時間
入場料
◉個人310円・団体（20名以上）250円
◉高校生以下は無料（学生証の提示で無料になります）
開館時間: ９時～17時（入館は閉館の30分前まで）
休館日：月曜日（休日の場合は翌平日） ※年末年始：12/29～1/3の間休館。
撮影について
動画撮影はできません。
個人の利用、個人ブログ等の写真撮影は可能です。
受付にて確認をすると安心です。
素敵なモザイクタイルの作品が沢山あるので写真撮影可能は嬉しいですね！
可愛い建物にワクワクします！絵本の世界みたいです。
よく見ると入り口壁に埋め込まれているのはタイルだけでなく、欠けた陶器などもあります。
館内の紹介
館内に入って、まず目に入るのがタイルがいっぱいに貼られた車の展示です。
じっくりみると多治見ナンバーだったり、タイルの柄や種類だけでも楽しめます！
4階からが見学通路です。
階段で上がります。（エレベーターもあります）
光が差し込んでとても素敵な階段です。
4階 展示室へ
名誉館長の藤森照信さんセレクトのモザイクタイルの世界が広がっています。
想像を越える素敵な絵画の世界！！
吹き抜けで太陽の差し込む展示室にはタイルの作品が並んでいます。
陶器のトイレです。裕福な家庭にて使用されていたといわれる絵付けのしてある古便器です。
江戸時代後期、木製だったトイレは衛生面から陶器製に変化していきました。
昭和生まれには懐かしいタイルの洗面台です。
昭和の頃は、お風呂やトイレの床がタイルが主流でした。
4階の展示室はこんなに素敵な空間です！
吹き抜けになっている為、天候によって、このフロアの雰囲気が変わるそうです！
訪れた方よって感じ方が違うかもしれませんが、それも面白いですね。
ところで、モザイクタイルって小さいタイルの事？？
モザイクタイルは
タイル1辺のサイズが50ｍｍ（5cm）以下のタイルの事をいいます。
3階の展示室へ
タイルの製造工程と歴史の展示室です。
様々な展示品があります。
３階はタイル製造の際に使われていた道具なども見る事ができ、タイルの歴史を感じられる空間です。
映像も流れているので、座って映像をみながら歴史について知る事ができます。
日本で「タイル」という名称が統一されたのは大正11年。それまでは「化粧煉瓦」「貼付煉瓦」などと呼ばれ一定の呼称がなかったとのこと。
そんなタイルが日本に建築で取り入れられるようになったのは明治時代にさかのぼります。
明治時代に洋風建築が多く建てられるようになり、内装も洋風化したことで装飾タイルなどが使われるようになりました。
2階の展示室へ
タイル情報がわかるフロア。コンシェルジュカウンターにて住宅に使用するタイル注文も出来るフロアです。
モデルルームの様なスペースがあり、実際に住宅に使用するイメージが湧きます。
タイルがライトに照らされてとても良い雰囲気です。
タイルは今も根強い人気があります。
特にモザイクタイルはナチュラルなキッチンや洗面所に使われています。
体験やショップのご案内
1階は体験工房やショップがあります
◉体験工房
モザイクタイルを使った工作・体験コースもあります。
ワンコイン工作もあります。BOOKスタンドやレジンを使ったタイルのストラップ作り。（時期や限定などもあるので公式サイトから確認して下さいね）
◉ショップ
お土産や、タイルのアクセサリー、壁掛けなど沢山の雑貨の販売。体験工房で使用できるグッズもあります。
詰め放題500円でタイルの販売があります。
タイルを使った工作で子どもさんも楽しめます！
＼じゃらんの観光ガイドから体験について確認／
そして、退館して目にするのは、フルーツ型のベンチがあります。
施設の外にあるトイレにもタイルが貼ってあるので、最後まで楽しめます！
＼多治見市の飲食店を探すならこちら／
まとめ
滞在時間は１時間程度。（個人差はあります）
タイルの歴史や現代のタイルの魅力についても感じられる施設です。
何より4階の太陽の光に照らされた吹き抜けスペース！タイルが美しく絵画のように素敵です。
お子さま連れでも体験工房で体験できるので楽しめます。
『モザイクタイルミュージアム』とても美しいタイルミュージアムです。
